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臨床実習Ⅲが終了しました

作業療法学専攻
7月15日に4年生の臨床実習Ⅲが終了しました。10週間ぶりに大学に戻った学生は、実習先での経験を土産話に、友人との再会を喜びあいました。
同じ疾患でも、症例によって症状や対応の仕方が異なるので、まずは同じ領域(身体障害?老年期?精神障害など)で実習した学生間で、体験したことを共有しあい、知識を確かめ合う話し合いが行われました。

?「対象者の方が、目に見えて回復していく過程に立ち会えて、やりがいを感じた」
?「同じ作業や道具でも、対象者に合わせて提供の仕方や段階づけの工夫が出来た」
?「身体面と心理面と、全人間的に関われる唯一の仕事だと感じた」
などのグループワークのまとめが発表されました。



また、作業療法士を目指す者として、「言葉でうまく希望や要求を伝えられない人の、気持ちを察したり、希望を引き出すことは難しいけれども、身につけていきたい」という目標を共有しあいました。



実習報告会では、異なった領域での経験も共有しあい、領域に共通して必要な知識や大切な理念について学びました。この学年は、コロナ感染症の影響で、2年次の臨床実習Ⅰの全期間と3年次の臨床実習Ⅱの半分の期間が学内実習となり、実習の全工程を臨床現場で行うのは初めてでした。臨床での体験がいかに貴重かを実感した為か、例年以上に積極的な討論が行われました。

      
  

臨床実習を通して、次のような学生の感想がありました。

自分が大学卒業後に就職し、どのような作業療法士として人の役に立ちたいのか将来像が定まりました。



患者様の心身状態が今どの様な状態か詳しく説明し、ご家族の方が理解されることで患者様とどう向き合っていくか一緒に考えていくことが作業療法士として必要な役割だと感じました.

相手が理解しやすいように分かりやすく伝える努力や躊躇せず、チャレンジすることが今の自分に必要なことだと思いました。

作業療法を学ぶ上で、疾患の原因や患者様の生活背景などは関連付けて考えることが全体像として患者様を知るということに繋がると思った。そのため、国家試験に向けた勉強でも関連付けた考えを基に、視点を広くして問題に臨みたいと思う。

指導していただいた病院、施設の皆様、対象者の皆様ありがとうございました。